マシンビジョン業界の新たな選択肢
~リチウムイオン電池検査 vol.2~

2023.01.12 市場紹介

高工リチウムに第2回インタビューが掲載されました。(第1回インタビュー和訳はこちら
今回は本文を抜粋して掲載します。

リチウムイオン電池業界の今とこれから

・安全で信頼性の高い安定した品質の製品を提供することは、リチウムイオン電池メーカーがT(テラ)Wh時代へと着実に移行するための土台である。
・リチウムイオン電池の製造プロセスにおいては、すべての工程で微小な欠陥でさえも深刻な品質問題を引き起こし、企業とユーザーにとって重大な安全上の問題となる。リチウムイオン電池メーカーやコア材料メーカーは積極的にマシンビジョンシステムを導入することで、製品の品質向上のみならず生産効率上昇、総合コストの削減も実現できる。
・現在多くの場面で使用されているラインカメラはレンズが外付けのため、検査対象から一定の距離が必要で設置スペースがとられる。塗布、スリットなどの工程では設備のスペースが制限され、ラインカメラは取り付けにくい。また両面検査が必要な場合も多く、使用が難しい。また、製品自体の特長で取得画像周辺に歪みが生じやすいこと、調整作業が煩雑で時間を取られ、メンテナンスコストが高くなることなどのデメリットもある。
・これらの業界全体の問題点を打破するための革新的なソリューションの導入が期待されている。すなわち、差別化できるソリューションを提供する企業にとっては新たな市場機会とも言える。
・CISは光源内蔵型と光源外付け型の2つのタイプがあり、さまざまな検査、測定場面に適応できる。塗布や両面検査など狭いスペースに取り付けることができ、ラインカメラが抱える「限られたスペースでの設置が困難」という問題を解決できる。また、CISの特長である1:1での画像取得で歪みや周辺ボケによる画素の欠損問題も避けられる。

時代とともに進化し続けるWHECとWHECのCIS技術

・WHECのCISは中国の大手マシンビジョンSIに認知され、中国国内と海外の大手リチウムイオン電池生産ラインやセパレータ生産ラインに導入され始めた。市場導入が加速する中、CISのリチウムイオン電池産業チェーンでのシェアが伸びていくと高工リチウムは予想している。
・WHECが提供するCISは実際のアプリケーションにおいて20μmの欠陥検出を可能にした。これは業界で先進の技術であるという。
・WHECはCIS技術の先駆者として、リチウムイオン電池産業チェーンへのCISの応用を模索し続けている。彼らはリチウムイオン電池が世界の新エネルギー転換と交通変革の合流点であり、今後市場発展していく余地が十分にあるとみている。リチウムイオン電池業界に潜んでいるCISのニーズをこれからも深堀りしていくことが今後の発展戦略である。
・技術戦略としては、さらに高精度の画質で微小な欠陥を検出するため、2000dpi以上の高精度CISの開発を進めている。加えて従来の伝送距離よりもさらに遠距離のデータ伝送に対応するため、新しいインターフェースの開発に注力している。
・WHECは開発から生産まで一連のプロセスをすべてコントロールし、市場に対して十分な競争力がある。CISの光源、レンズ、センサーをすべてWHECが独自に研究、開発、自主生産しており、コア技術の開発体系、サプライチェーン、経営生産の有利なバリューチェーンを築いているようだ。
・リチウムイオン電池業界ではマシンビジョン検査市場の勢いは始まったばかりだ。WHECのCISは潜在能力を生かし、リチウムイオン電池産業の発展に伴い新しい段階を迎える。

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