WHECのCIS（コンタクトイメージセンサー）は1980年代、三菱電機株式会社の感熱ファクシミリ用途で開発した技術をベースに、中国山東省にてカラー化や金融・医療・機械設備用に開発改良を重ね、新しい用途へとCISを大きく発展させてまいりました。欧州、北米の小切手読取機をはじめとして、中国金融設備市場ではCISのTOPメーカーとしての地位を確立し、現在は世界市場で活躍中です。

WHECでは多様なニーズに応える為に、早くからCISの心臓部となる高密度から低密度、高感度、高速センサーICの開発に力を注いでまいりました。多様なCIS光源の開発や様々な読み取り幅を実現できます。ガラス及び金型からのプラスチック部品の加工、組立、性能試験まで一貫した生産ラインで製造を行っているため、お客さまの少量のニーズに対しても短期間で対応できます。又近年にはMIS（磁気画像センサー）・DIS（厚みセンサー）を新規に開発して製品メニューに加えました。

WHECはお客さまの製品を深く学び、お客様の用途に合致した多品種少量生産のCIS及び関連部品をタイムリーに御提案できるよう、より一層自由度のある開発環境を整えつつあります。

当社は中国本社内と日本宝塚市に研究開発センターを設立しており、技術サービスの窓口として中国国内を始め欧州、米国、カナダ、南米、日本、東南アジアなど世界中の顧客に対するクイックリーなサービス体制が充実しています。中国内では山東明星優良企業として認められ数々の賞を取得しております。

WHECは従業員の国際感覚の育成と活性化、さらには新規用途に適応したCISや要素部品の開発に常にチャレンジする精神を養い、お客様との深い信頼関係を構築することを最重要視しながら永続性のある企業を目指してまいります。

取締役社長　澤江　哲則