建設・土木の業界では2014年より橋梁やトンネルなどの道路構造物に対する5年に1度の定期点検が義務化されました。10年目にあたる2024年には制度の見直しがおこなわれ、点検の質や基準のばらつきが課題として指摘されました。*1 加えて慢性的な人手不足や長時間労働も深刻な課題となっており、改善が必要とされています。近年はIoTやAI、画像解析といった技術の導入が進められ、インフラ点検のデジタル化がトレンドとなっていますが、日本市場では現在も近接目視による点検が主流です。CIS(コンタクトイメージセンサー)の技術を応用したWHECの壁面クラック変化検知器(設置タイプCMD・計測器タイプCDS)は、上記のような課題を解決します。
設置タイプの壁面クラック変化検知器はコンクリートの表面にプレートを設置し、マグネットでプレートと本体を固定して使用します。(図1)詳細はこちらの記事をご覧ください。CISとLPWA(Low Power Wide Area)技術により、高所や狭所に発⽣したクラック変化を約5年間、無⼈で管理できます。バッテリーで駆動するため、バッテリーを交換すれば繰り返しの使用が可能です。CIS(コンタクトイメージセンサー)の技術を使用しているので、1:1で歪のない画像を取得することで実寸のひび割れ計測を行うことができます。また、0.021mm以上のひび割れを検出します。管理サーバーの負荷を軽減するため、クラックの変化分だけを管理センターに送信します。4G携帯電話網を使ったLTE Cat.M1に対応していますので、全国の広いエリアで使用できます。検知器の内部には温湿度センサーを搭載しているため、気温や湿度も計測可能です。また、防塵防滴構造なので屋外でも環境に左右されることなくご使用いただけます。
(図1)
発生したひび割れをその場で素早く計測できるのが計測器タイプです。センサーが自動でひび割れ幅を測定するため、従来のクラックスケールを用いた測定に比べて測定精度が高く、ばらつきがありません。これにより、作業時間の短縮と効率化が図れます。設置タイプと同様に0.021mm以上のひび割れを検出可能です。本体は手のひらに収まるコンパクトサイズで、重さは約300gと軽量。現場への持ち運びや作業時の取り扱いも非常に容易です。センサー部をひび割れに軽く押し当てるだけで、その場でひび割れ幅を測定。数回のボタン操作で計測からメモリへの保存までスムーズにおこなえます。ボタン数も最小限に抑えられており、誰でも直感的に操作できます。測定データはUSB経由でPCに直接転送でき、付属のデータ読出し用PCアプリもシンプルな設計で、スムーズなデータ管理が可能です。電源には単三アルカリ電池を使用しており、交換することで繰り返し利用できます。計測器タイプの詳細はこちらをご覧ください。
今後、インフラ維持管理の現場ではさらなる効率化と安全性の両立が求められ、デジタル技術の活用がますます重要になっていくと考えられます。WHECの製品は、現場の実情に即したソリューションとして、点検作業の負担軽減と品質向上に貢献します。点検業務の効率化や検査の質の安定化にご関心のある方は、ぜひお気軽にお問合せください。
*1:道路構造物の維持管理施策と法定点検|建設情報クリップ|けんせつPlaza
製品ページ:壁面クラック変化検知器 | WHEC CMD動画(Youtube):ワイヤレス壁面クラック変化検知器
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